自然素材の住宅を建てるなら、磐田市・掛川市・袋井市をはじめ静岡県西部地域で新築住宅を施工している内山建築へ。「100％国産材・天然乾燥材を使用するなど材料へのこだわり」「長年の経験があってもそれだけに頼らない強度・構造へのこだわり」「職人としてのプライド・仕事へのこだわり」など、内山建築が考える「安心して心地よく暮らすための住宅」への思いをご覧ください。
100％国産材！ 地元の木材が一番！
私達大工は地元の木材にこだわっています。高温多湿な日本の気候風土の中で育った木は、当然湿気に強いんですよ。外国の乾燥した地域で育った木材は日本では長持ちしませんね。
『地元の木を地元で使う』これが基本だと思っています。
日本は木が豊かな国です。特に地元・静岡の天竜檜や天竜杉は全国でも有名なんですよ。こんなに身近にある天然素材を使わない手はありませんね。
木にはぬくもり・美しさがありますね。とにかく気持ちいいんですよ。
湿気を吸ってくれる天然乾燥材を使用
最近、木材の含水率を強調するハウスメーカーが多くなってきましたね。しかし、含水率が低ければ良いと言うものではないんですよ。
木材の乾燥方法には天然乾燥と人工乾燥があります。天日干しで風を通して乾燥させる天然乾燥。
それに対して、人工乾燥は窯に入れて高温で強制的に乾燥させます。
表面が固くなる為、内部はもろくなるという難点があるのです。
これは、直接木に携わっていないと分からない事実なのです。
簡単に言うと木が死んでしまうんですね。
木の特長である調湿機能も、失われてしまうのです。
どちらがいいのか、本物を見て触って判断する事が大切ですね。
経験と勘だけに頼らない！ 木材の強度を計算
RC造や鉄骨造と違い、これまで木造では構造計算をすることが出来ませんでした。
RC造や鉄骨造で使用する工業製品は強度が一定ですから構造計算ができます。一方、天然の物である木は強さ・粘り・性質がすべて異なるため強度を測ることができないのです。
そのため私達大工は経験と勘を頼りに仕事をしてきました。
この経験と勘はとても大切なのですよ。最近、この経験と勘をないがしろにされている傾向があります。確かに、経験と勘では人には伝えにくいですよね。
ですから、木造も構造計算をして強度を数値化出来るようになったのです。
ただ、この構造計算が全てではないんですよ。
木は自然の物だから、性質が違います。癖があります。
木は一本一本違う物だから、数値は出てもあくまで目安として考えるのが自然ですね。
ある設計事務所が共同体を設立し、在来工法の木組みで木材の強度試験をするようになりました。
そこからのデータによって木材の強度が計算通りになっているかを確認する事が可能になったのです。
構造計算が可能となったのです。
何故、手抜き工事がおこなわれるのか？
私は、父から「丁寧」な仕事を教えられました。
「丁寧」とは漠然とした言葉ですが、自分の仕事にプライドと責任を持ち、一切の手抜きをしないということです。
当り前のことと思われるかもしれませんが、下請けや手間受けで仕事をする業者では釘を2本打つところを1本にしてしまうといった手抜き工事が多々行われてきました。
これは、技術のある職人さんを低賃金で雇ってしまう側に問題がありそうですね。
Ｐ.Ｓ
内山建築は自社で受注をし、プロとしての誇りと責任を持って仕事をします。また、地元在住の腕の確かな職人と相互に協力し合うグループを作っており、人手が必要な時にでも知らない業者に依頼・丸投げするようなことはありません。
