「風の会」
健常者・身障者に関わらず、もっとバイク(自動二輪)の素晴らしさを感じてもらうこと。バイクには、乗っている人しか判らない独特の『風』、むき出しで走るが故に、自然と向き合って走る事で感じる、匂いや季節感があります。
我が国は、バイクの世界最高峰の技術を持つバイクメーカー4社があります。そして、世界のレースで日本人のライダーが優勝・チャンピオンに輝く時代になったのに、世間はその事を知らない。
そのような、今日の日本の現状の中、バイクに興味のある人、ない人問わず、純粋にその『風』に触れてもらいたい。バイクの楽しさを少しでも理解してもらいたい。まずは触れるチャンスを提供したいのです。
そして、バイクの事を理解して頂き、バイクを見直してもらいたい。モータースポーツを楽しんでもらいたい。サーキットにも足を運んでもらいたい。2輪の立場、4輪の立場をお互いに理解しあって、交通事故の減少を目指したい。
当会の発足のきっかけは、代表である水谷 勝が、テストコースでの体験走行のイベントの際に、参加者の友人で見学をしていた方に、「後ろ乗ってみる?」と声を掛け、走行した際に、動かない筈の足が、コーナーを曲がる度に、足に力が入っている事を感じた。もしかしたら、リハビリの一環になるのでは?という思いが広がり、障害者の方にも『風』を感じてもらいたい。その中でも、普段は車椅子で生活を送っていたり、杖での生活、盲目の方等、バイクに憧れていても、夢叶わぬ人たちが沢山います。
そのような方に『風』の素晴らしさを最も知り尽くしたプロライダーの現役・OB達が協力し、「タンデムラン」という形で夢を現実に変えていきたい。そして、その方々の周りの方にも、バイクの素晴らしさを共有して頂きたい。この活動は、『風の会』の原点であり中核をなします。
そのような『風の会』の活動も、4年目を迎えます。過去には、様々なエピソードが生まれ、身障者はもちろん、参加したライダーをはじめ、ボランティアの方々も含め、毎年感動的な1日を体験してきました。このようなバイクにまつわる活動を通じて、バイクの認知度の向上を計っていきたいと思います。
<風の会ホームページより>
そんなこんなで今年で3回目の参加です。障害者の方にも「鈴鹿の風を感じてもらおう!」を合言葉にお手伝いをしてきました。皆さんの笑顔が忘れられません。
来年もこの鈴鹿に来てお手伝い出来ることを楽しみにしています。
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