「腰板と手摺り」
腰板と手摺りを取り付ける工程です。
① 現状の壁です。この状態では、お年寄りが壁を伝って歩行するようになります。
② 腰より下の壁(腰下と言います)を撤去します。ここに腰板を貼ります。
③ 腰下と腰上壁の境を取り付けます。(見切りを取り付けると言います)
④ 見切りを取り付けたら、腰板の下地を貼ります。1,820mm×910mm×12mmの合板べニアを
貼ります。
⑤ 仕上げの腰板を貼ります。幅115mmの杉板です。腰板を貼ったら巾木を取り付けます。
巾木は壁と床の接する部分に取り付ける部材です。巾木を取り付ける理由は壁と床の隙
間を隠す事と壁下部分の汚れや衝撃の痛みを守る役目があります。
⑥ 手摺りの受け材を取り付けます。
⑦ 手摺り棒を取り付けます。廊下の手摺りの高さは750~850mmの範囲が一般的です。今回
は800mmに取り付けてあります。
*腰見切・腰板・巾木はすべて天竜杉で仕上げてあります。







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