万葉の森
先月行った、「万葉の森・山門の柱の根継ぎ修理」は無事検査も終わり綺麗に収まりました。
丸柱の根が腐っていたので、途中で切断して継手を作りつなぎ直しました。
柱自体直径が33cmもあったので墨付け・加工には随分苦労しました。
何より大変だったのは、山門全体をジャッキーで上げて横に移動したのですがバランスが
少しでも崩れると横転してしまう危険性があったので気の抜けない工事でした。
今回、使った継手の工法は「金輪継ぎ」と言う工法で昔から柱の継手に使われた工法です。木材の継手は場所によって使い方が違います。大きく分けると力のかかる場所と力のかからない場所に分けられます。
大工はその場所を考えながら、継手を変えていきます。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/maps/hk-manyou_p.htm
内山建築ブログ一覧のページへ