「2014浜松住まい博」

内山建築ブログ

「2014浜松住まい博」

「2014浜松住まい博」が昨日・今日と開催され私は今日の担当でした。

建築相談では、リフォームをした方がいいのか建て替えた方がいいのかと言
う相談が多かったですね。 
 
私の答えとしては、現在の自分の家の状態を把握して欲しいと言う事です。まずは耐震診断をして下さい。リフォームの場合は全てがここからのスタートです。

部屋を大きくしたい・内装を変えたい・浴室を大きくしたいとさまざまなご希望がある
と思います。でも、工事をする場合は壁を剥がしたり壁を抜いたりします。ここで問題なのが壁に筋交いが入っている場合です。この筋交いを取ってしまうと家の強度が極度に落ちてしまいます。

そこで耐震診断で現状を知っておけばどこの箇所が弱いかわかるので、弱くなった部分を補強します。これが耐震補強です。

耐震補強はリフォームと同時進行になります。この耐震補強工事とリフォーム工事の合算がリフォーム工事としての予算になります。

新築はお客様の希望を出して頂き、設計します。耐震に関しては法律で西暦2000年の基準で設計していくので問題はありません。省エネに関しては、2020年までに大きく変わっていくのでなるべくこの基準に近づけるべきだと考えています。そして新築としての予算を出します。この場合、現存の自宅の解体費も考慮しなくてはいけません。

このリフォームと新築の予算の比較で検討すことが大事です。 

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